海の家で海の未来を語る会 2024年8月9日

\海の家で海の未来を語る会/
『18歳の魚の革命家・ソラさん』と真夏の湘南海岸でSDGsなコラボイベントを開催しました
ソラさんは、高校二年生のときにヒッチハイクで漁師町を巡り日本の漁業に危機を感じて、『NGOうおゑん』を立ち上げたというから驚きです!
今は藤沢市内の大学1年生、夏休みを使って日本一周しながら、海の未来を考えるイベントも開催していきたいと『とことこ』に熱いメールを送ってくれたことがきっかけで出会いました
8月はイベント目白押しの『とことこ』でしたが未来の海を守りたい思いはソラさんと同じです
7月23日に海の家『西浜亭』で初顔合わせをして約半月後にコラボイベントの開催を決定しました
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8月9日(金)10時
海の家に小学生、高校生、大学生、シニアまで幅広い年代の20名が集合!
海や魚を愛する学生達、映画関係者、環境の専門家、魚の専門家、漂着プラスチックでアート作品を作る芸術家など多様な参加者の皆様と海の未来を考えることができました✨

まずは、ソラさんから漁港巡りの体験談、漁業の歴史や現在の課題を伺いました
温暖化の影響もあり、日本の漁獲量は40年間で3分の1に激減しています
漁業の担い手不足も深刻な中で、未利用魚(規格外などで一般市場には出回らない魚)の活用は地域課題でもあります

参加者の皆様と未利用魚を使った定食(サステナブルシーフード)をいただきながら、『江の島フィッシャーマンズマルシェ』の実行委員長でもある栗原義忠さんからお話をお伺いしました
※参考資料 2021年タウンニュースより
https://www.townnews.co.jp/0601/2021/07/16/583553.html
気候危機、漁獲量の減少、働き手不足、フードロス、海ごみ問題などなど日本の漁業は課題山積みですが、知ることは希望!
これからも海の未来を考えるキッカケづくりをしていきたいと思います

未来の希望! 若者たちの笑顔が眩しい✨
【皆さんから聞いた海の変化】
昔はすごく砂浜が広かったのにすっかり狭くなった。海水浴ができなくなった地域も増えている。
昔は海岸線のあちこちでわかめの天日干しが見られたが、すっかり目にすることがなくなり残念。磯焼けも心配。
盆過ぎにクラゲが出ると昔は言われたけど、今やゴールデンウィーク頃から大量のカツオノエボシなどを波打ち際でも見かける。
子どもの頃、海水浴するとタールで真っ黒になる時があった。マイクロプラが増えているが水質は良くなっている気もする。(60代)
南国風のカラフルな魚が釣れるようになったり、この辺りでもサンゴが見られようになったりと温暖化を感じる。
洪水対策を兼ねて川底から砂を運び養浜をしているけどいたちごっこ。湖から運び入れた砂は一番残りやすいと聞いた。
【皆様の感想より】
・若い人たちが危機感を持ってくれてることに期待感が持てました。
・小学校のみんなに海の環境問題や、海の昔、今回学んだことを広めていきたいです!(小学生)
・魚や海について色んな人と話し合うことで考え方や視野が広がりました!(学生)
・海を見ながら海について語ることができて幸せだった!
・SDGsを柔軟に理解して活動しようとしている若い力を頼もしく感じました
・様々な立場で環境に関わっている皆さんから貴重なお話をたくさん伺えて刺激をいただきました
・孫達の未来のためにも海や食が安全であるように自分たちができることをしていきたい
ほか
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ゴミが出ないように買い物や生活を変える、ビーチクリーンやタウンクリーン、節電や節水、現状をたくさんの方に知ってもらうことなど、一人一人が今日からできることもきっとたくさんあるはず!
尊い命を未来へ続けるために、とことこも皆さんと一緒に歩き続けていきたいと思います
ソラさん、栗原義忠さん、ご一緒してくださった皆様、西浜亭の皆様、貴重なお話と楽しいひとときをありがとうございました
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参考記事
片瀬漁港 ダイビング拠点を整備 地域活性や藻場再生視野 | 藤沢 | タウンニュース (townnews.co.jp)
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『海の家で海の未来を考える会』
日時 8月9日10時〜12時
会場 西浜亭 片瀬江ノ島駅から徒歩5分
共催 NGOうおゑん・NPO法人とことこ
協力 江の島フィッシャーマンズマルシェ実行委員長 栗原義忠様・西浜亭

協力 海の家 西浜亭

いついつまでも美しい海が続きますように
