楽しく美味しく防災クッキング
2024年3月9日
東日本大震災から13年!
新年から日本各地で地震が頻発し、異常気象による災害も増えています
大切なのは日頃からの備えと『笑顔のWa』
幼児からシニアまで10名で、楽しくおいしく防災『春のアウトドアクッキング』を開催しました
会場は『湘南喃の風』
赤い三角屋根が印象的な昭和初期の建物は、ドキュメンタリー映画『99歳母と暮らせば』の舞台でもある谷光章映画監督のご自宅です
前日までの雨も上がり、清々しい青空の元、笑い声が響きました
まずは講師の萩野谷夫妻が、災害時における調理のコツをご紹介!
水資源が貴重な災害時は洗い水を節約しつつ衛生に配慮する工夫も大切です
♦︎まな板代わりに牛乳パックを使い捨てる
♦︎ピーラーやキッチンバサミを使う
♦︎鍋やボール代わりに高密度の耐熱ポリ袋を活用する
♦︎卓上ガスコンロとボンベをストックしておく(目安はボンベ1本で強火で約1時間)
※加熱時間が最短になるよう複数の料理を同じ鍋で湯煎するのがポイントです
皆さんにお手伝いしていただき、湯煎の出来上がりをワクワク待ちました♫
哺乳瓶の衛生管理や調乳が難しいときは液体ミルクが安心便利!
実際に皆さんの目の前で作り座っていただいたところ、立ったり座ったりするのに壁や手すりなど掴まるところが欲しいとのことでした
排泄時の音や匂いも気にならないような設置場所を考える必要がありますね
まるでリゾート地のような素晴らしいロケーションで、学んで、美味しく食べて、笑って有意義なひとときを過ごすことができて大満足!!
会場をお貸しくださった谷光監督、講師の萩野谷ご夫婦、撮影協力の米山清さん
ご一緒していただいた参加者の皆様、ありがとうございました✨
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【メニュー】
①鯖缶のトマトカレー
ポリ袋にトマト缶1、鯖缶1、カレールー5人前のフレーク、水600ccを入れ、袋を閉じ、軽く揉んで湯を沸かした鍋に入れて湯煎する
※湯煎時に袋が溶けないように鍋底に皿を敷いておくのがポイント
②白米
ポリ袋に無洗米と水を入れ、袋の空気を抜き袋の上の方で口をしばる、湯を沸かした鍋に鍋に米を入れたポリ袋を25~30分、中火で湯せんする。※時間があれば30分くらい浸水した方がふっくらする
1合は約2人分 お米150g(お米計量カップ1杯分)お水180ml(お米計量カップ1杯分)
③蒸しパン
ホットケーキミックス150g ・水100ml ・卵 1個 ・砂糖大さじ1
材料を全てポリ袋に入れて揉んで馴染ませて中火で30分湯煎する
※卵がなければ水分量を130mlにする
※水代わりに豆乳やジュースでも美味しい
④キャベツと人参の塩昆布和え
充分に洗えなかった場合は皮をのぞき、ピーラーした人参と、汚れた外葉をはずしたキャベツを食べやすい大きさに手でちぎったものをポリ袋にいれ、塩昆布で和える好みで麺つゆ・ポン酢・簡単酢・ごま油などを加えても美味しいです
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【皆様の感想より】
・ポリ袋調理はYouTubeでも見たことはあったけど、実際に体験できてよかった!家でもやってみたい
・全部簡単で美味しかった!特にトマトサバカレーが気に入りました
・塩昆布のお野菜も簡単でたくさん食べられました
・非常用水など賞味期限になってしまったこれを機に改めて揃えようと思う
・ローリングストック意識したい
・防災クッキング第三弾も開催してほしい
・被災時にスマホが使えなくなるのが不安だったので、ソーラー充電器を購入したいと思った(知れてよかった)
・怪我をした際に階下のトイレに行けなくなったため簡易トイレを使っていたが、その時にしみじみ排泄する場所の大切さを感じた
簡易トイレは不安定な上に、上に尿か便によって座る場所を前後にずらす必要もあり落ち着かなかった
・緊急用トイレは囲まれた場所で、壁や手すりなどにつかまって座れる方が良いと感じた
・調理だけじゃなくて、いろんな体験ができて感激!参加できて本当によかった
・まち歩きにも参加したい
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日頃から食材をローリングストックして、非常時でも簡単に作れるメニューを実験気分で楽しみながら作って食べてみてくださいね
『SHONAN喃の風』
鵠沼橘1-9-10
江ノ電石上駅から徒歩2分
古民家レンタルスペースとして、ドラマ撮影やコンサートなどでも使われています
お問合せ 090-3802-2760