『落語と防災のおはなし』桂福丸
前日からの土砂降りと強風による停電でシステムトラブルもありドキドキ!
会場の藤沢市役所は混雑していましたが、開催時には雨も上がり一安心しました
福丸さんのおはなしは、とてもわかりやすくて面白くて、園児からシニアまで50名でワハハと笑って学ぶことができました
阪神淡路大震災の被災時には高校一年生だったという福丸さん
就寝中に経験したことのない衝撃に襲われ、最初は何が起こったのかわからなかったそうです
夜明け前の暗がりの中、まずは玄関に行き靴を履いた、見渡すと部屋はあらゆる物やガラスが飛散していた
隣家に助けを求められたが玄関ドアも開かないので、小さな窓から入室し家具の下敷きになった人を救出した
自宅マンションを出て向かった避難所の校舎も倒壊の危険があるとのことで、寒空の校庭で避難生活スタート
度重なる余震に火災!
来る日も来る日もあちこちでサイレンが鳴り響く中で共同生活を体験したそうです
トラブルやストレスを軽減するために大切なのは、日頃からの『地域の繋がり』と『笑うこと』だと語ってくださいました
顔見知りをたくさん作っておくことがいざという時の安心につながりますね
『はっはっは』と笑うことで、心も体も健康になる効果があることを、面白おかしくお話ししてくださったので大人も子どももさっそく大笑い!!
まさに『笑う門には福来る』ですね
怖いのは、きっと大丈夫だろうなどの『思い込み』ということで選んでいただいた落語『時うどん』で、さらに会場が笑いに包まれました
(江戸落語の『時そば』が有名ですが、上方落語の『時うどん』が発祥だそうです)
質疑応答や記念撮影にも笑顔で答えていただきました
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皆様の感想より
★リアルな話を聞けて備えを万全にしようと思った。落語はとても面白くて子供がとなりでひっくり返って笑って楽しそうだった。私も楽しかったです。
★落語も防災も想像力が大切ですね。とても説得力がありました。私は教育に携わっており、笑顔でいること、ご機嫌で過ごすことが大切だと思っています。今日は貴重なお話と楽しい落語をありがとうございました。
★防災は一番気になっています。そろそろ地震も来そうで怖いです。落語も楽しかったです。
★又、福丸さんに来てほしい
★ためになりました。小学生の子どもも飽きずに聞いていました。落語がもう少し長くても良かったかな。
★阪神淡路大震災と東日本大震災を経験しましたが時間を経ると忘れてしまう事も多いです。あらためて見直ししていきたいと思いました。
★地震災害はいつどこで発生するかわからない。『生活地域』において災害を意識して避難の準備をしておくことは必要であり、本日、『落語と防災のおはなし』は楽しくわかりやすく参考になりました。
★初めて聞くような事もたくさんあり大変良かった。避難所では人間関係が1番大切なんだと思いました。
★藤沢市の防災方針と具体的な活動をもっとPR願いたい。落語家さんの阪神大震災経験の話は面白く理解できた。
★実際の体験にもとづく、防災意識に関するお話、大変ためになりました。もっともっと聞きたかったです。落語も楽しかったです。災害時に備えると良い物や、非常食の調理方法などもイベントでやっていただけると参加したいです。
★日常生活に笑いを。私が主人を介護している時にも笑いはとても良いと思いました。楽しかったです。落語家さんはやはり滑舌がはっきりしていますね。
★『笑って学べる落語の防災のお話』、題目通りで良かったです。お陰様で勉強になりました。生の阪神の話は為になりました。
その他にも、ためになった よかった 面白かった また開催してほしい等々、嬉しい感想をたくさんいただきました
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いざという時にも大切なのは『笑顔のWa』また、皆様と笑顔でお会いできる日を楽しみにしております♫
はるばる大阪からご来場いただいた桂福丸さんをはじめ、足元の悪い中お集まりいただいた皆様、楽しいひと時をご一緒していただき誠にありがとうございました
2024年3月29日(金)14:00〜15:30
藤沢市役所本庁舎5階 市民利用会議室2
参加費: 1,000円(防災キット土産つき)
中学生以下無料(お土産なし)
主催 NPO法人とことこ
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桂福丸 プロフィール
♦︎灘中・灘高校出身。2001年 京都大学法学部卒業後に渡米し英語落語を学ぶ。
♦︎2007年4代目桂福団治に入門。「福丸」の名付け親は作家の藤本義一氏。古典落語を中心に各地で口演。
♦︎2014年 自身の体験を基にしたビジネ ス書「怒られ力~新社会人は打たれてナンボ! (明 治書院)」を出版。
♦︎過去の防災講演会テーマ「阪神淡路大震災が決めた 落語家人生~人の絆が生む防災力~ほか