子育て支援・地域交流 in 藤沢
NPO法人とことこ

藤沢とメルシャン こぼればなし

ふじきゅん 江の島ヨットハーバー

今年、オリンピックを可愛く彩ってくれた、ふじきゅんの江の島ヨットハーバー。
総務課 広報担当 角谷さんが、メルシャンさんの担当として携われたということで
制作秘話を伺いました。

藤沢市が、開催地としても「食」をテーマに何か記念となるものをつくりたい、
と始動した際、食品メーカーであるメルシャンさんとありあけさんに
白羽の矢が立ったそうです。

数々の紆余曲折を経て、藤沢市×ありあけ×メルシャン藤沢工場のコラボ商品として、市場に送り出すことができ、藤沢工場を周知してもらえる良い機会になったそうです。
 

角谷さんが、「江の島ヨットハーバーは、自分の子供のようです」と仰る姿が印象的でした。

藤沢の地で創業100周年。

かなちゅうバスさんのアナウンスでもよく耳にするフレーズですね。

なぜ藤沢にできたのかな?といつも不思議に思いながら聞いています。

そこで今回、100年前に工場を設立した時に、
なぜ藤沢の地が選ばれたのか、理由を伺ってみました。

メルシャンはいくつかの企業が合併・統合され、現在の組織編制になっています。
藤沢工場のルーツとなる会社は、大日本醸造、という会社です。
清酒「白雪」で有名な関西の酒造会社、小西酒造が興した会社だそうです。

この大日本醸造が、当時は蒸留酒から事業をスタートした可能性があり、
藤沢が焼酎の原料である高座芋の一大産地であったことから(焼酎は蒸留酒ですね)、
立地として選ばれたのではないか、とのことです。

はっきりとした記録が残っていないとはいえ、
100年前に、大日本醸造がここ藤沢に工場を開設していなかったら!!!

私たちも、おいしいデイリーワインにありつけなかった訳ですね。
藤沢の地を選んでくれて感謝です。

これからも藤沢とワインの歴史を紡いでいって欲しいです。

ふじさわとコラボ始動中!?

藤沢市民が、藤沢ならではと感じるような商品づくりはされているのでしょうか?

と、メンバーの一人が質問を投げかけたところ、水面下ではいろいろ計画がおありの様子。

藤沢でしか買えないメルシャン製品を、ぜひぜひつくって欲しいです!



<こんな方たちがメルシャンワインを生み出しています>

その1 副工場長 谷猪さん

谷猪さんは、今年藤沢工場に赴任されたのを機に、
藤沢市民になられたそうです!

藤沢北部エリアに居を構えられたとのこと。
無事引っ越しがすんだ時に、まずは江の島!と観光を楽しまれたそうです。

「藤沢というのは、観光の街というイメージがありましたが、
製造業の企業さんも多い、田園風景も広がっている、住宅街もたくさんある、と
印象ががらりと変わりました」と仰っていました。

ウェルカム、藤沢!!!

その2 総務課長 庄司さん

普段は、原価計算に頭をフル回転させているという庄司さん。

「さすが総務課長様だわ!」と思ったシーンがあります。

場内を先導して案内して下さった際、通路を横断するときに

運搬車両が来ないかを(大型トラックが場内を走行しているタイミングがありました)
必ず指さし確認して、安全を確認されていたのです。

車の姿が見えなくても!です。


庄司さんが藤沢工場の概要や特徴を説明して下さったのですが、その中で、

「藤沢工場には『守る基本』があります。」
「安全第一、品質第二、稼働第三、です。」

というくだりがありました。

まさにお話しされていた通りでした。

来場者の安全含めて、総務として普段から社員の方々の安全管理にも
心を砕いてらっしゃるんだろうな~、と感動しました。

その3 総務課 広報 角谷さん

お名刺を拝見。ほええええ!!!!と目が見開いちゃいました!!!

「シニアソムリエ」でいらっしゃるのですね!

お話しされる際の柔らかな雰囲気が、確かに
「ふじきゅん江の島ヨットハーバーの母!」という感じでした。

とことこが、地域の方と楽しむワイン講座を開催する際には、
ぜひぜひ講師として、メルシャンワインとのペアリング♬ご提案をお願いします。

つづく

(次は、ワインと食事のペアリングやメルシャンさんの新商品などをご紹介します)

(文:田中紀子/レイアウト・構成:竹田充俊)

訪問先:メルシャン藤沢工場
〒251-0057 神奈川県藤沢市城南4-9-1
公式ウェブサイト
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